1、最低二択
「決断」という以上は選択肢がもう既にいろいろとあるはずです。
「選択肢がない」「一択」「これしかない」などという状態というのはあり得ないんですよ。
決断の前提環境構築として、まずきちんと選択肢を抽出して整理しておくべき、ということです。
ブレーンストーミングをして、いろんなアングルからいろんな選択肢を出すべきです。
どんな状況でも、絶対、一択ではありません。
最低二択ですよね。
「何かをする」という決断もあれば、「何かをしない」という決断もありますから、そういう形で選択肢を増やしてください。
2、プロコン分析(プロス&コンス分析、長短所分析)
選択肢を増やしたら、あまりバイアスを掛けずに、その各選択肢ごと、オプションごとに、プロコン分析、すなわち、プロス(長所)とコンス(短所)それぞれを評価する、長短所分析も加えていくべきです。
著:畑中鐵丸